どうせやっても出来ないよ。
この前もやったけど、出来なかったもん。
そう落ち込んだ声で言うのは、鉄棒の逆上がりが出来なくなった娘の言葉。
保育園時代に毎日毎日、逆上がりの練習を続けて出来るようになって、すごく喜んでいたのに、小学生になってから再び出来なくなってしまったのだそう。
それはたった一度の失敗から、恐れと不安を強く感じてしまったからなんですが、
もう一度「できる!」という自信を取り戻してあげたいなぁと思っていたけど、本人ができるようになりたいと思ってくれないと、手助けするのは簡単ではありませんね。
でも、また逆上がりが出来るようになりました!
今回は、たった一度の失敗から、逆上がりが出来なくなり、自信とやる気がなくなってしまった娘が、再び、逆上がりが出来るようになったワケについて書きます。
ノートでこころと思考を整えて、自分らしい暮らしを見つけて叶えることで
笑顔で応援し合える親子関係を創る
方眼ノートトレーナー 水上あさみ です。
なぜ、すぐにあきらめてしまうの?
- 今まで出来てたことが、出来なくなる
- 一度も出来たことがないから、、、
- 何度やっても出来ない、、、
そんな経験が続くと、私たちは挑戦したり、継続したりすることを途中であきらめてしまうことがあります。
そして知らず知らずのうちに、出来ない言い訳やあきらめることを正当化してしまう言葉を、子ども達にも伝えてしまっていることも。
そういう言葉を聞いて子ども達もまた、出来なくてもいい、出来ないんだからしょうがないというような、あきらめ思考が身についてしまっているかもしれません。
私たちは一日の中で、たくさんの選択、決断をしているそうです。
意識的に「こうする!」と決めていることもあれば、無意識で決めていることも。
だけど今、自分で考えたり、決めることに自信が持てなかったり、「自分自身に満足できない」子どもたちが増えています。
(画像引用:内閣府 令和元年度版子ども・若者白書)
内閣府の令和元年度版子ども・若者白書によると、諸外国の中でも日本の子どもたちが「自分自身に満足しているか」に対して「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合が45.1%と、断トツに低いのです。約半数の子が「自分自身に満足している」とは思っていないことがわかります。
子どもたちの自己肯定感が低い要因としては、周りの人達との関わりや環境が大きく関係していると言われています。
もしもお子さんに、あきらめ思考が定着しているとしたら、
周りにあきらめ思考の大人がいるせいかもしれませんね。
子どもの本当の願いは、あきらめること?それとも…
冒頭の逆上がりが出来なくなって落ち込んだ娘の話。
どうせやっても出来ないよ。
この前もやったけど、出来なかったもん。
以前の私だったら、「そんなこと言ってないで、とにかく練習してみたら?」「前は出来てたんだから、すぐ出来るようになるよ!」
と娘の気持ちを聞かないまま、励まして(本当は励みになってない…)、練習する気持ちもない娘に練習させてたかもしれません。
この時の娘は、すっかり落ち込んで、とても練習する気持ちにはなれなかったんです。
このまま練習させてたら、やる気がない娘に私が勝手にイライラして娘を怒っていたかもw
でもその状態は、私も娘も本来望んでる状態ではありません。
じゃあ、どうしたらいいか。
どうしたら娘の気持ちを聞いて、前向きな気持ちに切り替えてあげられるだろうか。
そんな時に使うのが、「方眼ノート」!
「方眼ノート」を通して、娘の本当の気持ち、本当の願いを聞いてあげると、
不思議と前向きな答えが出てくる!!
私も、ただ娘が落ち込んで練習したくないから、あきらめ思考になってるわけじゃないと知って、
”どうしたら出来そうか”を一緒に考えました。
夏休みも残り少なくなってから、公園で一緒に逆上がりの練習をしました。
すっかり大きくなったので、保育園時代に練習していた頃のようにはサポートできないけれど、
「絶対出来るようになるぞ!」という気持ちで、毎日練習を頑張っていた娘を思い出しました。
また同じような気持ちで「また逆上がり出来るようになりたい!」と練習する娘を見て、
「きっとすぐ出来るようになる」と安心した気持ちでいました。
夏休みが終わって最初の登校日に体育の授業がありました。
先生に「嫌いなものを思い浮かべて思いっきりやってごらん」とアドバイスをもらったそうで、
今娘が一番嫌いな「きのこ」を思い浮かべてやったら、出来たそうです^^♬
その時の話しをする娘の嬉しそうな表情と声!
つい先日まで、どうせ…と言ってたのが嘘のような変化でした。
大人にも子どもにも伝えたいエジソンの言葉
私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
エジソン
あきらめることは簡単です。
挑戦すること、続けることは、時に大変で辛いこともあるかもしれません。
けれど、私たちが子どもに”あきらめないこと””続けること”を期待するなら、
私たち大人も子ども達に”あきらめない姿”を見せていきたいですね。
「もう一回だけ」
あきらめそうになった時は、この言葉を思い出してみてくださいね^^
では、また。
▼他にも子育てを楽しんでるママのブログ記事、参考になります♬
いつもご訪問下さり、ありがとうございます。
応援していただけると、更新の励みになります。
よろしければ、ポチっとしていただけると嬉しいです!
にほんブログ村