北海道ではお盆明けから小学校が始まります。
本州でも早い地域では、その翌週から始まる小学校もあるみたいですね。
明日から学校が始まるから、準備をしようとしたら…
- あれ?ノートがないな。
- そういえば、あのプリントどこにあるんだろう?
- 夏休み前にはあったはずの◯◯がない…汗
部屋の中を全部探し回って、机の上も周りもぐっちゃぐちゃ。
それなのに、探し物は見つからない…。
恐る恐るお母さんに、
「◯◯が明日必要なんだけど…」と話しかけると、
「なんでもっと早く言わないのー!」と怒られる始末。
皆さんもそんな経験ありませんか?
もしかしたら皆さん自身ではなくても、お子さんの事で同じような経験があるかもしれませんね。
娘も以前、同じように困ったことがありました。
今回は、私自身の失敗談と娘が困った経験から、
今後に役立てたいこと、大切だなと感じたことを書きます。
ノートでこころと思考を整えて、自分らしい暮らしを見つけて叶えることで、
笑顔で応援しあえる親子関係を創る
方眼ノートトレーナー 水上あさみ です。
子どもに“失敗”の経験はいらない?
私は学生時代のズボらな自分の性格をよくわかってるから、
子どもには同じ失敗をしてほしくなくて、小学校に入ってからは、一緒に学用品の管理もしてきました。
一緒に管理をしてきたら娘に任せても大丈夫かと言うと、そうではなくて(笑)
一度大丈夫かなあと思って任せたことがあります。
ずっと一緒にやってきたし、やり方は知ってるだろうから、大丈夫だろうと。
でも、私の期待通りにはいかず…
夏休みが始まって1週間が経っても、持ち帰った学用品は、部屋に置きっ放しで、洗濯しないといけないものもそのままの状態でした。
夏休みの課題で絵を描くといって、絵具セットを用意したら、緑色の絵具がない。
工作をしながら、スティックのりがない…とか。
置きっぱなしだったはずの学用品もいつの間にか出し入れしてるうちに、
「リコーダーどこに置いたっけ?」「縄跳びがないよ〜」と、
毎日のように探し物をしてはイライラ、親子けんかになっていきました。
(記録的な猛暑でやる気ゼロだったころの子どもスペース^^;)
夏休み開始1週間でこの状態だったので、このやりとりが夏休みの最後に行われたら、、、想像するだけで悲惨ですね。
せっかく楽しい思い出をたくさん作りたいと思っていたのに、こんな事で毎日親子けんかばかり続いていたら、本来の目的が達成されません。
実は今年も、「作品に取り付けるネームカードがなくなった~!」と大慌てで、大捜索しました。笑
で、やっぱり決めた場所に片づけるの大事だよねと、親子で共有したばかり。
わが家では、こんな風に自分で失敗の経験もした上で、
「片付けや整理をしないと困ったことになるから、やる!」
と娘自身が決めてやってくれています。
「できれば自分と同じ失敗をしてほしくない」というのは私の思い違いで、
“失敗”から学ぶことで、その後の成長につながるなら、”失敗”することも悪くないなと思います。
子どもの自立のために大切なこと2つ
自分で考える力を伸ばす
世の中にはネットやSNSの検索で、すぐに欲しい答えが得られることも多くなりました。
でも、ネットやSNSの検索で見つからない、わからない問題も日々の中では起こりますよね。
そんな時に、どうやって問題を解決するのか、どんな答えを見つけたいのか、
自分で考えることが身についていれば、検索に頼らずとも社会で生き抜いていくことが出来る大人になるのではないかと思います。
子ども部屋の整理をしていく中で、私が勝手に片付けたところで、その後も状態をキープするのは簡単ではありません。
(自分で必要なモノを選んで整理してるところ♬)
娘が自分で、「私はこういう性格でクセがあるから、こうした方が簡単にできそう!」「なくしたら困るからこうしたい!」「理想の部屋で落ち着いて過ごしたい!」と考えて、片付けるから、その後も片付いた状態がキープできるのです。
子ども自身が、ゴール(目標)達成のためにどうしたらいい?と考えることが、
とても重要なことです。
自分で決める力を伸ばす
(引き出しの中もわかりやすく整理整頓!)
私が子どもに対して気を付けていることが2つあります。
一つは、子どもが思ったことや感じたことに対して「否定しない」こと。
ついつい「それは違うよね」「普通は〇〇だよね」と否定したり、指摘してしまいがちなんですが、だけどそれは、私の考えとは違うというだけで、子どもが思ったことや感じたことは自由ですよね。
「へぇ、そんな風に思うんだ」「そんな風に感じたんだね」とそのまま受け止めてから、「私はこう思うよ」「こんな考え方もあるよ」と伝えるようにしています。まだまだ意識しないと簡単ではありませんが^^;
(寝る前にリセットすると自分で決めてるから、朝もスッキリ!)
もう一つが、子ども自身に決めてもらうこと。
これも以前は、良かれと思って「こうしなさい」「あぁしなさい」とアドバイスのつもりでよく言ってました。
でも、これは単に子どもに指示を出していただけ。
次第に、私の指示がないと動けない、考えられない子になってしまいました。(涙
その事の重大さに気付いてからは、子どもに「どうしたい?」「どうなったらいい?」と問いかけて、子どもの意見を最後まで聞くようにしました。
最初は、「わからない」と言うことが多かったです。
自分で選ぶ、決めるということは、思った以上に大変なことで、何度も繰り返し問いかける必要がありました。
自分で選んだり、決めることに慣れていないお子さんには、2~3個の選択肢を作ってあげるとやりやすいと思います。
「AとBならどっちがいいかな?」「A,B,Cの中でどれが好き?」などと聞いてあげると、自分にとっての好き、心地よいのはこれという感覚が芽生えてきますよ。
これは、自分にとって幸せな人生のために必要なものやことを選ぶ力に繋がっていきます。
子どものうちから少しずつ繰り返していく中で、自分にとっての幸せをはっきりと自覚していくものではないかと思います。
まとめ
私たちは、つい良かれと思って、子どもが”失敗”しないように、つまづかないようにと、障害物を取り除いたり、良きアドバイスと思って指示を出してしまったりしています。
”失敗”の経験が少ない子、親(他者)の指示がないと動けない子、自分で考えられない子が、大人になって社会に出るとどうなるでしょうか。
わが子をそういう子に育てたいと思っている人は、いないと思います。
”失敗”させないことより、”失敗”しても「何を学べるのか?」「次はどうしたらいいのか?」を一緒に考えることの方が大切です。
そして、親(他者)の指示がなくても、自分で考えられる、行動できるように、どうしたらいいのかを導いてあげることの方が大切です。
子どもたちが、幸せな人生を自分自身で作り出せる力を伸ばす関わり方をしていきたいと改めて思います。
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